法華津峠踏破 息子と共に ~筋肉痛のわけ~
連休中に旅行など企画していなかったので今回も坊主の思いつきで「親子deウォーキング」へGO
(* ̄0 ̄*)ノ !!
突然だったのですが、小坊主はご褒美に釣られることなく参加を表明。
「えらいぞ。小坊主!!!」
オカッパは家の片付けなどのため今回は不参加とのこと。
仕方がない。ほんなら出発といこうか。
今回のコースは、西予市宇和町伊賀上(いがじょう)の「旧・もひとつ旧宇和島街道」入り口を起点に標高435メートルの法華津峠を通って宇和島市吉田町側に降りる標高差約230m・距離約10kmという5歳児にしては「頑張ったで賞」ものです。
宇和町側の地図。
スタート地点。よもぎの葉っぱを揉んでその汁をほっぺにつけると虫対策万全!
準備OK! 父ちゃん、ジュースとおにぎり忘れてない?
今回の「親子deウォーキング」のルートを決めたきっかけはこの看板でした。
そのため余計に昔の道をたどってその変遷を目の当たりにしたかったわけです。
この道は現西予宇和~宇和島道からみると人間に例えれば
「ひいおじいさん」にあたる道だと思われます。
ロマンを感じます。10:10に出発です。
「おい小坊主スタートじゃ!記念写真撮るけん看板のとこに行け!」(坊主)の図です。
旧道入り口です。きちんと草が刈られており歩きやすかったです。
画像はありませんが、一部石畳になっておりコケが生え転びそうになること坊主4回、小坊主数知れず。
今回も森林浴でリフレッシュ!
人がやっとすれ違えられるほどのクネクネ古道を20分ほど登ってみると林道とぶつかりました。
道が広くなり勾配も緩くなると足取りの軽いこと!
「とうちゃん!この草は笛にもなるんで!!」(小坊主)
などと口も滑らかになりました。
それまでは…
「疲れた。かあちゃんがおるとこ帰ろうや(ノ_・、)シクシク」(半ベソ小坊主)
最近お得意のポーズが出てきたぞ!
目標達成率がかなり高くなりました(*^m^*) ムフッ!
道端にはきれいな花が。
植物にも知識を持ち合わせてないので名前はわかりません。
たくさん生えており、小さな感動を覚えました。
林道をしばらく歩くと旧56号線と出会いました。
これからゴールまでの7~8kmは舗装された道です。
バランス感覚のプチ自慢。
こんな道草を食いながら歩を進めていくと…
忘れ去られた看板が見えてきました。
☆^v(*^∇')乂('∇^*)v^☆ヤッタ!!
そのあと最高到達点から300mほど下ったところにある展望所を目指します。
さぁ、お昼ご飯です。
低い雲が迫ってます。でも海は日が射しておりそのコントラストは見事でした。
今日は九州が見えました。一番奥の山並みが九州です。
地図によると津久見市辺りだとか。
船に乗りたくなりました。
おにぎりを2個とサンドウィッチをあっという間に平らげた小坊主。
余ほどお腹を減らしていたのでしょう。
エネルギーを充填した小坊主は動く動く!
「おーい小坊主!向こうは崖やけんこっちで遊べ!」(坊主)
「とうちゃんは高いトコ怖いんよね」(小坊主)
「うぐぐ…」(坊主)
あとは約6kmをひたすら下ります。
「君ぃ~にも見え~ぇるウルトラのほーしー…」ウルトラマン兄弟の主題歌をこだまさせたり、
宇和島出身の坊主のひいばあちゃんの話をしたり、ミカンの木を覗き込んだりしていると
ゴールに到着!
「小坊主よう頑張った!」
車で迎えに来てくれたオカッパは息子がどんな道を歩きとおしたのか確認したかったようです。
再び展望所に戻り絶景ポイントで(-p■)q☆パシャッパシャ☆ オカッパは感動してくれました。
このあと小坊主たってのお願いを聞き入れ、高速道路を通ればあっという間に行けるようになった宇和島市は津島町にある「やすらぎ温泉」で骨を休めました。
道の便利さと昔の人たちのご苦労を味わえたいい一日になりました。
当日は何もなかったのに2日後から強烈な筋肉痛に見舞われている
三日目の坊主
(お尻や太ももがイタたたた)